マリー動物病院 | 猫の予防医療

埼玉県川越市の動物病院、マリー動物病院

マリー動物病院 猫の予防医療

猫の予防3原則

1.混合ワクチン接種

混合ワクチン接種

混合ワクチンには猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症などの病気を予防します。外出する猫や薬を投薬できない猫さんは、特に有効であると思われます。

2.消化管内の寄生虫駆除

消化管内の寄生虫駆除

特に子猫を保護した際には、お腹(消化管内)に寄生虫(回虫や条虫など)がいるか否か?を調べて、駆虫薬を投薬することをお勧めします。瓜実条虫など検便で検出しにくい寄生虫もいますので、注意が必要です。駆虫するには注射薬、内服薬などがあります。

3.ノミ駆除

ノミ駆除

ノミの寄生も特に子猫を保護した際や、外出する猫さんには、ノミ駆除を定期的に行うことをお勧めします。ノミも人畜共通感染症として知られているため注意が必要です。実際、ペットの身体でノミがピョコピョコ動き回っているのを確認することがあります。

猫白血病ウイルス検査と猫エイズウイルス検査

子猫を保護したので、猫を飼う飼主さんも沢山います。子猫は屋外でしばらく生活しているので、他の猫達と交流する機会も多いため、猫白血病や猫エイズに感染する機会も当然増えてしまいます。採血して5~10分後には結果がでます。すでに猫を飼育して、新しく猫を迎える時には大変有意義な検査です。

メス猫の避妊手術

避妊手術とその効果について

全身麻酔下において、子宮と卵巣を切除する手術です。そのため、子宮と卵巣の病気の可能性がなくなります。さらに、3回目の発情までに避妊手術をすることで乳腺腫瘍が発生する可能性を著しく低くする効果があります。 猫の乳腺腫瘍は、そのほとんどが悪性度が高いことが知られていますので、早めに避妊手術する事は有意義であると思います。また、猫は繰返し発情するので、それに伴う鳴声も減少することも非常に飼主さんとペットの双方に有効であると考えます。

デメリットについて

避妊手術は全身麻酔のもと行われますので、全身麻酔に伴う危険性はあります。また、手術後から太りやすくなってしまう子もいます。

猫の避妊手術の詳細はこちらから

オス猫の去勢手術

去勢手術とその効果について

全身麻酔下において、左右の精巣を切除する手術です。発情に伴う鳴声の減少、精巣の病気の可能性がなくなります。また、外出する猫さんは他の猫さんとケンカすることが著しく減少することや柱などへのスプレー尿を減らす効果も期待されます。

デメリットについて

去勢手術は全身麻酔のもと行われますので、全身麻酔に伴う危険性はあります。また、手術後から太りやすくなってしまう子もいます。

猫の去勢手術の詳細はこちらから

TOP